タイには世界遺産が5つあり、その中でも観光客から人気があるのがアユタヤ遺跡です。
一度は訪れたい場所ですが、アユタヤ遺跡にはどのようにして行くのでしょうか。
この記事ではアユタヤ遺跡への日本からの行き方や、あわせて行きたい観光地もまとめました。
では早速いってみましょう。
アユタヤ遺跡とは
苔むした仏塔のチェディ、悠然と横たわる涅槃像、素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。 現代にその当時の姿をつたえる荘厳な遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されました。
引用:アユタヤ | 【公式】タイ国政府観光庁
タイの歴史上最大の王朝といわれているアユタヤ王朝の首都があったその遺跡群は、歴史公園として世界中の観光客が訪れます。
アユタヤは日本とも深い関わりがあり、16世紀末~17世紀初めの豊臣秀吉、徳川家康が行った官制の海外貿易の朱印船貿易によって、アユタヤには日本人町ができていました。
日本人町があったと思うと、更に訪れたくなる観光地ですね。
アユタヤ遺跡おすすめ3選!
ワット・マハタート
アユタヤ遺跡で有名な遺跡で、木の根元から仏像の顔が表れている「ワット・マハタート」。
インパクトがある遺跡なので、テレビなので目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
敷地内には破壊された仏像がいたる所にあり、胴体から地面に落ちた仏像の顔が木の成長とともに木の根に包み込まれ、現在の姿となったと言われています。
ワット・マハタートを撮影する時は、仏像の顔が低い位置にあるので、上から写真を撮らないのがマナーとなっていますので、観光の際はお気を付けください。
ワット・プラシーサンペット
当時最も重要とされていた寺院「ワット・プラシーサンペット」。
巨大な3つの仏塔が残されており、それぞれ3人の王の遺骨が納められています。
仏塔の正面にある階段は途中まで登ることができるので、訪れた際はここから敷地全体の景色を堪能することが可能です。
19時~21時にはワット・プラシーサンペットがライトアップされるため、昼間とは雰囲気が違う遺跡を見ることができます。
このためツアーでは、ワット・プラシーサンペットは夜に訪れることが多くあります。
ウィハーン・プラ・モンコン・ボーピット
タイ最大の高さ17mのブロンズ製の仏像「ウィハーン・プラ・モンコン・ボーピット」。
破壊された遺跡がたくさんある敷地内にある寺院で、形や色合いが特徴的で美しい建物が目を引きます。
現役の寺院なので参拝する地元の方も多いのですが、無料で寺院に入られることもあり気軽に観光客も参拝して観光することができます。
アユタヤ遺跡への日本からの行き方は?
日本からアユタヤ遺跡への行き方は、成田国際空港・羽田空港・関西国際空港・中部国際空港・福岡空港・新千歳空港からタイのバンコクへ直行便で行くことができます。
成田国際空港からだと、約7時間でバンコクに到着します。
バンコクからアユタヤ遺跡への行き方
鉄道で行く
鉄道で行くと、1時間半~2時間かかります。
料金は列車の種類や座席の等級によって変わってきますが、特急の1等席(寝台個室)でも片道3,000円ほどでアユタヤ遺跡へ行くことができます。
国鉄フアランポーン駅から乗車することになりますが、タイの国鉄は遅れて運行することが多いため、時間にゆとりをもって予定を立てることをおすすめします。
タクシーで行く
タクシーで行くと、1時間~1時間半かかります。
料金は片道で5,000円ほどで、1日チャーターすると10,000円ほどかかります。
タクシーでそのまま観光できスムーズに遺産巡りができるので、タクシーをチャーターすることで移動がとても楽になります。
タクシーのチャーター料金は交渉で大きく変わってくるので、タイに詳しい方が一緒だと料金交渉が上手くいきます。
しかしタイのタクシーは英語が通じないため、タイ語での料金交渉となります。
なのでタイ語が話せない場合はタクシーチャーターはおすすめできません。
ロットゥーで行く
ロットゥーで行くと、1時間~1時間半かかります。
乗り合いバスのため料金は片道200円ほどと安く、現地の人から観光客まで多く人が利用している交通機関です。
乗り合いバスのため乗客の人数にならないと出発しませんが、20分も待てば出発することが多いです。
ロットゥーを利用する際はモーチットニューバンターミナルまで移動することになりますが、バンコクから2kmほど離れているためタクシーを利用することになり、料金は安いですが少し不便なのが難点です。
アユタヤ遺跡とあわせて行きたい観光地は?
アユタヤ遺跡とあわせて行きたい観光地があるのでご紹介します。
ゴンコーン市場
チャオプラヤー川沿いのマーケットの「ゴンコーン市場」。
食べ物から雑貨まであり、ここでお土産を購入することができます。
屋台料理もあるので、食べ歩きをしながらお土産選びができます。
日本では馴染みがないフルーツや野菜も販売されており、見るだけでも楽しいのがゴンコーン市場です。
日本人村
アユタヤと日本は深い関わりがあったため、アユタヤ日本人町跡に建てられた「日本人村」。
アユタヤには当時最大で3,000人ほどの日本人が住んでいたと言われており、資料館には日本人が使っていたと思われる刀や扇子などが飾られています。
アユタヤで日本ならではの物が展示されているのは、なんだか不思議な気持ちになりますね。
アユタヤの中心部から少し離れた場所にあるので、旅行プランに時間があれば是非立ち寄っていただきたい場所です。
ゾウ乗り体験
アユタヤにはゾウ乗り体験ができる場所が数か所あります。
タイの動物といったらゾウを連想しますが、昔からアユタヤの人々の生活を支える身近な動物がゾウなんです。
アユタヤのゾウ乗りは街中を歩くコースがあります。
アユタヤならではのゾウ乗り体験は貴重なのでおすすめします。
まとめ
今回は「【アユタヤ遺跡】日本からの行き方は?あわせて行きたい観光地も!」と題して、アユタヤ遺跡への日本からの行き方と、あわせて行きたい観光地をまとめました。
アユタヤ遺跡へは成田国際空港など6か所の空港からタイのバンコクへの直行便が出ており、成田国際空港からだと7時間でバンコクへ到着します。
バンコクからアユタヤへの移動手段は鉄道・タクシー・ロットゥーがあり、ロットゥーが一番安い移動手段ですが不便なので、一番移動が楽になのはタクシーになります。
タクシーをチャーターすることもできますがタイ語での料金交渉が必要となるので、タイ語が話せる人がいる場合は、スムーズに移動できるようタクシーをチャーターすることをおすすめします。
アユタヤ遺跡へ行く際は、屋台料理を食べ歩きしながらお土産などを購入できる「ゴンコーン市場」・アユタヤ日本人町跡に建てられた「日本人村」・ゾウに乗って街中を歩く「ゾウ乗り体験」もおすすめします。
仏像があったり日本人村があるアユタヤは、日本人にとって身近に感じたくさんの魅力がある場所だと感じました。
是非あなたもアユタヤへの旅行を満喫してくださいね。
では最後までありがとうございます。