大手自動車販売会社のビッグモーター。
保険金に水増し請求していたことが報道され話題になっています。
このような報道があると、株価の暴落が気になるところです。
この記事では、ビッグモーターの株価暴落で今後はどうなるのかをまとめました。

ビッグモーターの株価暴落で今後どうなる?

ビッグモーターの株価はどうなっているのか気になる方もいらっしゃると思います。
ビッグモーターは非上場企業で株価を公表していない
ビッグモーターは有名な自動車販売会社なので
非上場ということに驚いた方も多いのではないでしょうか。
ビッグモーターは現社長の兼重宏行社長が築き上げた会社です。
ビッグモーターの株は兼重宏行社長やご家族が保有していると考えられます。
どうしてビッグモーターは上場していないのでしょうか。
ビッグモーターは5つの理由で非上場!

ビッグモーターは
- 不祥事が多すぎてそもそも上場できない
- 上場のためにコストをかけたくない
- 株主に釈明会見や謝罪会見の必要がない
- 株主から経営方針に口出しされない
- 不祥事の完全黙秘ができるから
この5つの理由で非上場だと思われます。
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.不祥事が多すぎてそもそも上場できない
ビッグモーターは以前もいくつもの不祥事があったことが判明。
ここ数年の不祥事はこちらになります。
- 2016年:「ノルマを達成できなかった店長が、達成した店長に自己負担で現金を支払う」罰金制度
- 2021年:事故保険金水増し請求
- 2023年:不正車検で行政処分
- 2023年7月:水増し請求発覚
ビッグモーターは不祥事で行政処分も受けています。
上場承認される基準の中に
というこのがあります。
数々の不祥事を起こしているビッグモーターは
その基準をクリアするのは難しいかもしれませんね。
2.上場のためにコストをかけたくない
上場するためには費用がかかります。
株式会社・監査法人に対して年間で5,000万円程度の費用を支払うことになります
引用:企業法務弁護士ナビ
コストをかけたくないというのも、上場しない理由の1つなのではないでしょうか。
3.株主に釈明会見や謝罪会見の必要がない
上場企業は、「決算会計」「株主総会」などの説明をする場面があります。
ビッグモーターは非上場企業なので
不祥事が起きても株主から説明会見を追求されることはない
非上場企業は、釈明会見や謝罪会見の必要がないので
不祥事があっても表沙汰になることはないということです。
4.株主から経営方針に口出しされない
上場するとやはり株主から経営方針などに対して意見が出ます。
非上場企業だと自由に経営できる
この理由も上場しない大きな理由の1つだと考えられます。
兼重宏行社長はご自身で築き上げた会社を、自分の考えで自由に経営したい
という思いもあったのかもしれませんね。
5.不祥事の完全黙秘ができるから
なぜビッグモーターの「完全黙殺」はうまく機能しているのか。
その理由のひとつが、ビッグモーターが「上場企業ではない」ことだ。
引用:東洋経済
このような報道もありました。
ビッグモーターの不祥事は、報道やネットでかなり話題になっていることもあり
今後は会見などを行う可能性もあります。
しかし現在は非上場という立場から、ビッグモーターは完全黙秘を行っていると考えられます。

まとめ
この記事では、ビッグモーターの株価暴落で今後はどうなるのかをまとめました。
ビッグモーターは非上場企業のため、株価を公表していません。
非上場の理由は
- 不祥事が多すぎてそもそも上場できない
- 上場のためにコストをかけたくない
- 株主に釈明会見や謝罪会見の必要がない
- 株主から経営方針に口出しされない
- 不祥事の完全黙秘ができるから
この5つが考えられます。
最後までご覧いただきありがとうございました。